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マイケル・ブレッカーが骨髄移植治療を要する難病に [音楽雑記帳(コラムなど)]

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 人気実力共に当代ジャズ界随一のテナー・サックス奏者、マイケル・ブレッカーが現在、深刻な病魔と闘っている。
 jazzLife誌9月号の伝えるところ、彼が患ったのは「骨髄異形成症候群」という血液の癌の一種で、白血病に進行することも多い難病なのだそうだ。
 マイケルはまだ56歳。これからようやく彼の人生も音楽活動も、ともに円熟期に入ろうと言う頃合いだ。今はただひたすらに治療、療養に努めてもらい、彼が一日も早くシーンにカムバックしてくれることを心から願う。

 実は少々前からNet上に於いて、マイケルが病気で手術を受けた旨の記載を見つけてはいたのだが、それらは個人の方の書かれているブログで、具体的な病名、病状に触れられていなかったりして、正直何を信じて良いのか、ここまで深刻な事態なのだとは思いもよらなかったのだ。

 jazzLife誌の記事を読み、改めてNetでいろいろと調べてみたのだが、JAZZ/Fusionファンの間ではかねてより有名なウェッブサイト「CyberFusion」http://www.jazzfusion.com/ )を今日久々に見せて頂いたところ、マイケルの治療には骨髄移植が必要な状況なのだが、家族や親戚に適合者が見つからなかったとのことが記され、ここに広く一般から骨髄提供者を募るため、ブレッカー夫人からのメッセージが寄せられていた。( http://www.jazzfusion.com/info/breckerill.htm

 適合条件には「東欧出身のユダヤ人家系であること」などとあり、ここ日本では提供者が名乗りを上げる可能性はとても低い状況に在るのかも知れない。僕が自分のブログに日本語でこの事を記したとしても、それは限りなく無力に近いのだと云う事も十分に解っている。しかしマイケルの一ファンとして、「彼が骨髄治療のための適合ドナーをすぐにでも必要としていると言う事実」を一人でも多くの人に知ってもらうことで、もしかしたら、めぐり廻って適合者に辿り着くことも有るかも知れないのだと、今は迷わず信じたい。
 
 早く、一日でも早く適合ドナーが見つかり、マイケルが治療を受けられます様に。

Michael Brecker's official web site : http://www.michaelbrecker.com/
Verve Music : http://www.vervemusicgroup.com/artist.aspx?ob=art&src=rslt&aid=2703

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