STORM WARNING ～ ヒラリー・ジェームス＆ボブ・ジェームス

"STORM WARNING"
　Hilary and Bob James
　～アルバム『Flesh and Blood』より


　台風がもうすぐそばまで近づいて来ているみたいですね。一旦静かになっていたのに、また風も雨も強くなって来ました。こんな嵐のような天気の日に限って、ふと思い出した様に、とっても聴きたくなる曲が有るんです。ボブ・ジェームスが愛娘・ヒラリーのヴォーカルを全面的にフィーチャして、親子名義で1995年にリリースしたアルバム『Flesh and Blood』の２曲目に収められている“STORM WARNING”がその一曲。
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　95年にリリースされたこのアルバムは、ボブのアルバムではお馴染みのマイケル・コリーナとレイ・バルダーニのコンビがプロデュース。セッションにはリー・リトナーを始め、ネイサン・イースト、ハービー・メイソンが参加。特に③“JUST LIKE MY LOVER”は彼らが全員参加で、まさに当時のFourplayの番外編。またバック・ヴォーカルで過日他界したルーサー・ヴァンドロス、ルーサーが参加すれば必ず？セットのリサ・フィッシャーの名前もクレジットされてます。

　親子名義とはいえ、あくまでもこのアルバムでの主役はヒラリーのキュートでウォームなヴォーカルであり、ボブのピアノはあまり出しゃばることなく、後ろの方でそっと見守るように付き添っているみたい。音楽は勿論、アートやワインと云った多彩な分野に明るいボブは、きっと家庭でも良いお父さんなんだろうね～。見るからに優しそうだもん。

　で、僕の好きなこの“STORM WARNING”、もともとはボニー・レイットの1994年作『Longing in Their Hearts』に収められていた曲のカヴァーらしいのですが、僕はそちらは聴いたことが無いのでよく知りませんです、すみません・・・（汗）。手元にあるHilary&Bobのディスクも輸入盤で、解説も何も無いのでどんな経緯でこの曲が選ばれて、演奏されているのかも全く分かりません。そもそも、主役であるボブ・ジェームスの愛娘、ヒラリーについてもほとんど何も知らないのです。ちょっとキキ・エブセンの声をさらに柔らかく、優しくしたような声で結構好きだったんだけど、その後はどうしているのやら、あまり噂も聞きませんねえ・・・。このアルバムのリアクションはあまり芳しくなかったのかなぁ。

STORM WARNING (Britten/Maalfrid)

You can't stop a river
When it's burst its bunk
I wonder how long it's gonna take
To get over this heartbreak

Storm warning
Feels like a heavy rain
Winds on the coast tonight
We may get tossed tonight

　この歌、しっとりとしててホントに良い曲なんですよねぇ、内容はちょっと悲しい失恋の歌なんだけど。日本語で云うところの、大雨洪水暴風警報ってトコロなのかな？。やがてすぐに訪れる嵐の激しい風に千切れて、心はどこかへ吹き飛んで行ってしまいそうなのに、今は未だとても穏やかで静か。でも嵐はもうすぐそこまでやって来ているんだよね。避けようもなく、今夜確実に。


　このブログ、１時前から書き始めたのに今はもう３時（・・・苦笑）。外は雨も風も一層激しくなって来ました。この台風がさっさと通り過ぎて、このまま無事に何事も有りません様に。

　夜が明けたらスカっと晴れてて欲しいな。だって、今日の夜は今年初めてのビア・ガーデンなんデスヨ・・・（＾＾ゞ

◆Bob James's Official web site : http://www.bobjames.com/
※試聴はこちらから : http://music.channel.aol.com/artist/main.adp?artistid=90071&ncid=AOLMUS00170000000012&sem=1

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※因みに、「雨」をテーマにしたこんなコンピレーションにも収録されてます。
→http://wmg.jp/rain/

Rain オムニバス、ジリオラ・チンクエッティ 他 (2002/05/22) ワーナーミュージック・ジャパン この商品の詳細を見る

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