マイク・スターン~LIVE 2005@Motion Blue yokohama [ライブ・リポート]
開いた口がふさがらない怒濤のパフォーマンス
2005年1月6日(MotionBlue yokohama / 1st set)
日付変わって昨日、今年初めてのライブを観に行って参りました。本年初もやっぱり毎度のMotionBlue Yokohamaからスタート。
この日のアクトはハード・コア・コンテンポラリ・ジャズ(こんなジャンル名、一般には全く通用せんだろよ・・・苦笑)のギタリスト、マイク・スターンです。
あまりにも凄まじい音の連続放射に、驚きを通り越してもうなんにも云えませんです、わたしには・・・。すごい、すごい、すごい、すごい、すごい、すごい・・・・・・が延々と続いた1時間半。まさに開いた口がふさがらない状態。
リチャード・ボナ見たさに気軽に出掛けたこのライブ、プロのテクニックの高さへの驚きと言う点では、これまでの人生イチかも知れません・・・。
#ネタばれ考慮で多くは語りませんが。
ボナは4年くらい前にBLUE NOTEで、デヴィッド・サンボーン (sax)、ジョー・サンプル (p)、ブライアン・ブレイド (ds)とのスペシャルバンドで観て以来。他の3人は今回が初めて。行く前にマイクの最新作を聴いて予習はしておきましたが、ライブはもう全然別物でしたよ、笑うしかないくらいに。
この演奏を仏頂面引っさげてピリピリしたムードで演奏されたなら、また違った感想を持っていたでしょう。ところがいかにも厳つく、眉間にシワ寄せた気難しそうなタイプだと思っていたマイク・スターンは、終始笑顔を絶やさずとてもフレンドリーなヒト。好い意味で予想を全く裏切られました。ボナとのデュオでソロの応酬場面が有ったのですが、こどもみたいに喜々としてギターを弾いている姿がとてもが印象的でした。
Mike Stern Band
見た目ワイルド。でもインテリジェンスに溢れた畏るべし弾きまくりギタリスト:マイク・スターン (g)
マイクとの高速ユニゾン、指も肺もご苦労様です:ボブ・フランチェスキーニ (sax)
超連射型絨毯爆撃機、でも体とビートは重戦車。:デニス・チェンバース (ds)
ジャコが生きていたら彼のプレイを聴いて何と言っただろう、大天才:リチャード・ボナ (b)
インプロビゼーションばりばりのハードなジャズギターが好きな方はもちろん、ヘビーメタルとかハードロックが好きって人に観て貰いたいよ、この4人の演奏。来週、10日から15日までBLUE NOTE TOKYO公演です。
ほんとにしつこいけど、凄い!。必見。
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2005-01-07 01:25
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